山地民博物館プロジェクト

★山地民ウェッブ博物館プロジェクト  →この博物館を見学したい方は、www.hilltribe.org

 
山地民ウェッブ博物館プロジェクトは、急激な変化を余儀なくされている北部タイの山地民の文化をはっきりと示すために立ち上げられたプロジェクトです。
  現在、観光を目的とした山地民に関する情報は数え切れないほど多くありますが、そのほとんどがタイ語あるいは西洋の言語で編集されており、外からの偏見を通した目で見ている傾向があります。そのような傾向に対して、ウェッブ博物館は山地民自身が情報収集し、制作したものを提供しています。
  私たちはメディアと科学技術のもうひとつの使い方を通して、社会の隅に追いやられている文化をエンパワーしていくことが彼らの今後に必要不可欠であると考えています。ウェッブ博物館は、タイ人であれアジア人であれ、西洋人であれ、山地民であれ、失われつつある文化から学ぼうと思う人たちが集まり互いに学びあう場であるのです。写真からウェブ上のレイアウトまで、デザインはすべて山地民(アカ、ラフ、モン、カレン、リス)の視点から見た真実と豊かさを見ることができるようにと、ウェッブ博物館プロジェクトのメンバーが責任を持って作ったものです。


★ジャレー村山地民博物館プロジェクト  →この博物館を見学したい方は、エコツアープロジェクト

  チェンライ県の中央部に位置し、チェンライ市から22キロ離れた所にあるジャレー村は、フエイメーサイ滝に隣接しており、アカ、ラフ、ミエン族の村に囲まれた伝統文化が残るラバ・ラフ族の村です。ここに住む村人たちは、100年以上継承されてきた生活様式や信仰を今ももって暮らしています。
  しかし、ジャレー村も他の山地民の村と同様に、農業をするための土地が制限され、子供や青年たちが、家庭から街に出稼ぎへ行かざるをえない状況に直面しています。市場経済のために若い世代を失うことは、村の構造それ自体を変えてしまうだけでなく、世紀を通じて持ち続けていた昔からの文化や生活様式を受け継ぐことができなくなるという問題も引き起こします。現に、街で働いているラフの若者の一部は、自分たちの文化を「遅れた」文化であると考えるようになり、それを拒否する傾向にあります。このような問題は、村の文化が街の文化に侵食されるということと、村で安定した収入が得られないという二重の構造を持っています。
  この問題を解決するため、ジャレー村に山地民博物館を作るプロジェクトが立ち上がりました。山地民博物館は、ソーラーシステムを使ったビデオ上映や伝統的なラフ文化、工芸品を展示しています。そうしたビデオや展示を見ることによって、ジャレー村やここを訪れる他の山地民たちも、自分たちの文化は決して「遅れた」ものではなく、細かく入り組んだ奥の深いものだということを知ることができます。
  ジャレー村山地民博物館は、地域で取り組んでいる試みです。展示のための工芸品は、ジャレー村や他のアカ族、ラフ族の村の各家庭からひとつずつ寄付されたもので、博物館を構成する建物も地域の人たちによって、6ヶ月間もの時間をかけて作ったものです。
  ジャレー村の博物館は、村を訪れた外の人たちと自分たちの文化を共有しあうだけでなく、世代を通して衰退に追いやられつつあった村の文化について、若い人たちが関心を持ち、若い人たちが再び自分たちの文化に誇りを持てるようにと願い、投資したものです。

  ジャレー村山地民博物館は、メエヤオ郡地域行政組織(local goverment)とチェンライ観光局、また以下の団体から支援されています。

The Rockefeller Foundation
ILO(国際労働機関)
・ SIF(シンガポール国際財団)
ミラー財団のウェッブ博物館プロジェクト   ※ このプロジェクトもロッキーフェラー財団の支援を受けています。
・ ウォーセスター工芸専門学校
ミラー財団のエコツアープロジェクト

 

→プロジェクト紹介に戻る


→ホームに戻る